職人の紹介

田齋 明夫

Akio Tasai

職人のための道具作り

全国各地の職人から、問屋を通じてオーダーメイドの注文が入る受注生産主体の工房では、親子二人が制作に当たる。
主に鑿の制作を担当している親方は、大工自身がこしらえた木型を基に、様々な鑿や打刃物を作ってきた。
今は形さえも残っていない刃物や、伝承だけの打刃物なども作っているという。
大工と向き合い、要望を形にしてきただけに、どんな手道具も形にできる自負がある。

田斎 道生

Michio Tasai

火を操り生み出す喜び

親の姿を幼いころから見ていた二代目は、何の迷いいもなく鍛冶職人の道を選んだ。物を形に仕上げることが何より好きだからだ。
火を操り、火を見つめて打ち込む鍛冶の仕事が気に入っている。
時には技術系の大学からの要請で、工房の見学を受け入れるが、これも大切な勉強のひとつだという。
独り善がりになりがちな鍛冶の仕事も、こうすることで客観的に見えてくる。
手掛けた刃物は、種類も多く、一部は海外に出ていく。

製品の紹介

  • 上:追入ノミ 60mm(二寸)
  • 左:繰小刀
  • 右:鉋 54mm(1.8寸)
  • お問い合わせ

    鑿鍛冶田齋

    〒955-0055
    三条市塚野目4-11-19
    TEL.0256-35-1802
    FAX.0256-35-1802
    HP. http://www.soho-net.ne.jp/~tasai/